県政散歩(1710)
9月も半ばを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。以前も触れましたが年々過ごしやすい春と秋が短くなって来ている気がします。
県職労連大会も無事終了しました。職場や住民を取り巻く環境は年々厳しさを増し、組合の重要な闘いも従来の春闘期、賃金確定期のみに限らず、あたかも常夏のように常に大きな課題と対峙する日々が続きます。
今年の大会では職場・地域での闘いや組合加入促進の取組みに関連する発言が多く、厳しい状況にあっても職場での議論や交渉、組合員による声かけが如何に重要であるかを再認識する大会となりました。
また、神奈川臨調・緊急財政対策本部の一方的な施設廃止・補助金凍結問題などでは、住民や市町村、様々な団体との共同の条件も揃いつつあります。厳しい状況の中でも、住民サービスを守るという立場から公務労働の意義や役割を地道に訴えていくこと、住民との対話を通じてより良き住民サービスのあり方を追究していくことが、不当な公務員・公的労働に対するバッシングをはね返す力となります。
国政では、与党、野党第一党とも党首を決める代表選が始まりました。橋下大阪市長による新党も旗揚げされました。選挙目当ての寸劇は必ず化けの皮が剥がれます。恐れず、焦らず住民との共同を進めていきましょう。
2013年1月12日