県政散歩(1708)


散歩の様子

 ロンドンオリンピックが終わりました。開催中、テレビはオリンピック一色、日本勢は前回のメダル数を上回り、後一歩で金メダルという惜しい競技も数多くありました。ともあれ、全力を尽くしてプレーしたすべての参加選手の健闘を称えたいと思います。

 そのオリンピックの裏では、なんとしても消費税増税をしたい野田首相と自民・公明トップの密室会談や東電原発事故の中途半端なVTR公開など何とも怪しい動向もありました。

 この間、最低賃金の答申も出されましたが、全国平均7円の増額、神奈川県の答申は13円の増額ですが、政府の計算方法でも生活保護に満たない水準に留まっています。野田首相は消費税増税を先送りしない政治と言っていますが、このままでは政労使で決めた、早期に最低賃金水準、全国最低でも800円
以上、2020年までには1000円以上という自分達で決めた低い水準も先送りが濃厚です。

 有期雇用法制の改正問題では、改正案では5年を前にした雇用止めの発生や無期雇用に転換後の待遇改善がはかられないなどの問題があるにも係わらず衆院委員会での審議は僅か3時間で採決です。野田首相の労働者・住民の負担増や不利になることは先送りしない、改善は反故にする姿勢は驚くほど一貫してます。

« »