県立施設方向性ビジョンの実態 〜もう痛ましい事件はごめんだ〜

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県立施設方向性ビジョンの実態

2409県立障害者福祉施設方向性ビジョンの実態

「次男が施設への入所を断られ、寝ずに面倒をみていた」

令和6年7月4日、痛ましい事件が千葉県で起こりました。

障がいがある息子の将来を悲観し、父親が首を絞めて殺したという記事です。父親は逮捕されたあとの警察の調べに対し「次男の将来を悲観していた」などと供述していて、さらにその後の調べに対し「次男が施設への入所を断られ、妻と2人で面倒を見るしかないと思っていた。毎日のように寝ずに面倒をみていた」と供述したそうです。

家族は神奈川県内の施設に次男の入所が断られたのを機に、事件の1か月余り前に長生村に転居してきていて、その後は行政などからの支援は受けていませんでした。

神奈川県障害サービス課は7月29日に記者発表を行い、支援機関とともに、転居前の生活や支援状況を振り返り、地域での生活を支えるために必要な支援について、第三者を含めて検証を行うと発表しました。

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