県職労春闘要求交渉結果

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 3月14日、県職労は2016春闘要求提出交渉を行いました。冒頭神田委員長から、「賃金確定の結果は1年遅れとなったが、プラス改定で組合員のモチベーションアップにつながった。決断に感謝。すでに春闘期。昨年並みではないが大手回答はプラスの様子だが、全ての労働者の賃上げになっていない。アベノミクスによって格差が広がっている。賃金底上げが大きな課題。初任給引上げ、非正規の賃金どう上げるかが課題だ。新たな年度を迎える中、組合員・職員は新たな事業により良い仕事をしたいという思いでいる。組織再編もあるが生きがい、働きがいを持てる労働条件の確保、勤務時間・昇任昇格もある。モチベーションをもてる条件を作る交渉としたい」とあいさつし要求書を手交しました。

 押野書記長から要求の説明、参加者から補足発言の後、労務担当局長からこの時期での回答を受け、最後に委員長から「回答の中、人事評価では「職員の意欲、能力を生かす」、昇任昇格では「モラールや人材育成」、行革では「理解と納得」という言葉があった。職員が安心して仕事に打ち込める条件、執務環境、労働時間の改善・向上が求められる。モチベーションを考えると、自分の仕事がどう評価されて結果がどうなったのか、職員に分かる形で説明する、そして納得すると言うことをやっていくことがまず必要だ。その上で、産業技術センター独法化の話があった。今までの仕事がどう評価されているのか。独法定款案には中小企業支援の言葉がない。今までの産業技術センターとしての役割がない。これでは職員がやってきたことを見ていないと言える。仕事に対する評価をしていかないとやる気がなくなるのは当然。丁寧な対応を。最後に健康について、ストレスチェックの話があった。一番ストレスを感じるのは、わからないところで決まり、それが強制されることだ。納得できることを重視した取り組みをお願いしたい」として交渉を閉じました。

 春闘回答交渉は、4月に予定されます。職場交渉、局交渉を積み上げ、要求の前進をはかりましょう。

回答内容など、詳しい情報は、県職労情報No.1303(学習資料のページ)をご覧ください。

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